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HIT&RUN OverClockTeam |
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AMD Supporters Club!! GHzオーバーが当たり前となってきた昨今ですが、 Intel CPUよりも格段に性能が高く、価格も我々の財布にやさしいあたりが魅力の秘訣なのかも。 それだけでなく、自作好きな私達を悩ませてくれる素敵なCPU。 Athlonに関する話が STAFF ROOM で多くなってきましたので、新たにこちらへ新設致しました。 Athlon関係のトラブルや自作ネタなどをまとめておきますので、参考になれば幸いです。 多少、対応が遅くなることもありますが、どんな質問・疑問・ご意見お寄せ下さい。 ご質問・ご指導はwebmaster@leoplanet.co.jpまで |
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'01/06/14〜10/14 '01/10/21〜 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
KT266Aその実力やいかに!?
2001/10/14
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KT266Aが販売され始めましたが、さてその実力はどうなのでしょうか。 そこで、VIAのことなら「VIAHardware.com」で詳しくレビューされていますので、英語が苦手なスタッフも 頑張って読解を試みてみます。 1ページ目は概念というかKT266Aのシステムの説明なので省きます。どうせ後で、DOS/Vmagazineあたりで 解説してくれますよ。きれいなイラストやらグラフやらで。 2ページ以降に待望の性能比テストがあります。 KT266AとKT266、今注目度No.1のSiS735との比較です。 CPUはAthlon1.33GHz、メモリはCorsair製PC2400(!!)・256MB、VGAはRADEON(!?)32MBDDR、(以下省略)。 インストール状況はWindows2000SP2に、ATI Beta3226、DirectX8.0a、4-in-1 4.33(for VIA)、 SiS Windows2000 drivers(for SiS)とチップセットドライバ以外はまったく同じです。 余談ですが、もうKT266とRADEONとの4-in-1ドライバの相性問題は解決しているのでしょうね。 比較用ベンチマークソフトは「SiSoft Sandra/Sysmark2001/3DMark2001/Quake3Arena1.29h Four HQ」です。 KT266A(VIA Reference)自身の設定はデフォルトのまま、KT266(Shuttle AK31 v2)とSiS735(ECS K7S5A)は もっとも速いメモリのセッティングにしてあるそうです。 SiSoft Sandra CPU SiS735S:FPU 1839,ALU 3688 KT266 :FPU 1848,ALU 3715 KT266A :FPU 1835,ALU 3754 KT266AはデフォルトでKT266&SiS735は最速の設定であるところがこのベンチマークのポイントです。 続いて、SiSoft Sandra Memory SiS735S:FPU 805,ALU 648 KT266 :FPU 781,ALU 682 KT266A :FPU 991,ALU 789 SiS735よりも15%も速いです。KT266A以外のマザーには最速設定と4バンクのメモリインターリーブを 設定してあるようです。 次に、Sysmark 2001 SiS735S:0(完走せず) KT266 :158 KT266A :165 4%ほどですが確実にパフォーマンスが上がっているようです。SiS735に関してはSySmark2001が 完走できなかったのでスコアが出せませんでした。 Quake3 HQ Demo Four 640x480 / 800x 600 SiS735S: 132.8 / 96.9 KT266 : 129,9 / 107.7 KT266A : 154 / 110.6 なかなかのばらつき感がありますが、640x480時ではSiS735に対して15%リードしており、KT266に対しては 15%の差が生まれています。800x600時ではVIAのAGP GartがSiS735を上回っているので比較しづらく、KT266との 差は2%ほどしかありませんでした。 最後に、3DMark 2001 SiS735S:2882 KT266 :2949 KT266A :3053 3DMark2001はメモリのバンド幅が増えるとスコアが上がるようで、SiS735に比べ5%、KT266には3%の差が つきました。 総じて言えることは「デフォルトでこの性能」という点と「AthlonXPに初期で対応」という点が KT266Aのアドバンテージといえるでしょう。また、KT266Aの初物価格も「GIGABYTE GA7VTXE」でさえ、 14,900円(HIT&RUN受注価格)ですので、買わない手はないでしょう。 ECSのマザーボードを購入する感覚ですね。この値段は。 出来ればGA-6RXのような結果にならなければ良いのですが。 |
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Athlon XP の GoldenBridges
2001/10/13
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お店に入荷された「AthlonXP」ですが、時間の都合がついたので少々細かく見てみましょう。
と、左が「AthlonXP1800」で右が「AthlonXP1500」です。 違うところといえば、GoldenBridgesの L1・L3・L4 の辺りです。 レーザーで内部を切断していますが、このL3とL4が違うのが、内部固定倍率の差だと思います。 前回のThunderbirdコアのときやAthlonMPなら、CPUがセラミックで端子が表面に見えていたので 作業も出来ましたが、今回のこのパッケージで内部での切断ですから個人で切断するのは無理だと思います。 深さが判りませんもの。 ともかく、まずはL1をクローズして動いたら良いですよね(希望的観測)。 |
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Athlon XPってどんなもの?
2001/10/11
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遂に市場に姿を現した「Athlon XP」。 早速、ASCIIから写真をGetして来ましたので、検証してみましょう。 色が暗いのが少々残念ですが、PalominoコアというだけにMPに似たダイの形状です。 今まで表面にあったコンデンサ(キャパシタ?)等を背面に持ってくると、従来のPentiumIII(FC-PGA)に 近い形になっています。 表面上の端子は内部で結線されているようで、レーザーによって内部で切断されており、L1はオープンの ようです。電圧もL5辺りを見ますとあまり変化がなく1.75Vようです。また、今までよりも端子の数が多く なっている辺りから、Athlon XPのAthlon MP化も可能かもしれません。 今回のCPUから(正確にはPalominoから)「サーマルダイオード」を搭載しているので、BIOS上でのCPU 温度が幾分か正確に表示できるようになると思います。 |
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近日登場KT266A。
2001/10/07
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Athlon中ではいち早くDDR-SDRAMをサポートし、普及率では上位にあるKT266。 価格もかなりこなれており、今からでも十分楽しめるチップセットです。 しかし少し振り返ってみますと、VIAの製品はほぼ高確率で改良チップが登場しています。 ApolloPro Plus→ApolloPro 133→ApolloPro 133A ApolloPro PM133→ApolloPro PM133A ApolloPro KT133→ApolloPro KT133A ApolloPro KT266→ApolloPro KT266A とまあ、こんな具合ですよね。(これ以外にもありそうだが割愛) 大きな修正というほどではないにしろ、xxxAってなると何かしら改良された証といえます。 しかし、改良のものが多いって事は……、やっつけで出荷しているのかVIA!! 今回のKT266Aはメモリコントローラの改良により、前回のKT266よりも最大で20%のパフォーマンスアップだ そうです。 20%も!! マザーボードに「A」がついただけで!! 参考までに「DOS/V magazine 2001 8/15号」の「激速マザー世界選手権」でのKT266の性能を抜粋しますと、 当時最速のKT266は「EPoX EP-8KHA」でした。 しかも、見出しには「……AMD-760に迫る勢いは貴重な存在」とあります。 その性能が最大さらに20%増しになったら……。 試しに試算してみましょう。あくまで、ベンチマーク結果を20%増しにしただけですので、ご注意下さい。 KT266「EPoX EP-8KHA」 SYSmark2001 Rating 133 (Avg.119) Internet Content Creation 135 (Avg.118.8) Office Productivity 129 (Avg.119) 3DMark2001 2085 (Avg.2018.5) が、 KT266A「EPoX EP-8Kなんとか」 SYSmark2001 Rating 159.6 (Avg.142.8) Internet Content Creation 162 (Avg.141.6) Office Productivity 154.8 (Avg.142.8) 3DMark2001 2502 (Avg.2422.2) となっちゃうんですよ!? そこで、仇敵Intel850採用最速(8/15号当時)と言われた「MSI 850 Pro2」のスコアを載せますと、 i850「MSI 850 Pro2」 SYSmark2001 Rating 133 (Avg.129) Internet Content Creation 148 (Avg.141) Office Productivity 119 (Avg.118) 3DMark2001 2236 (Avg.2238) と、こんな感じ。 おお!!ぶっちぎりです。 「MSI 850 Pro2」はRIMMマザーですから、遂にDDRがRDRAMに勝つ瞬間が訪れるかも知れません。 これは期待大ですよ。 これからの登場ということで、「Athlon XP」も当然サポートしているのでしょう。 KT133/KT133Aユーザーなら、DDRも安くなっている今がチャンス!! 問題はVIAの4-in-1ドライバや、何かのトラブルで「ATI RADEON 8500」が動かないとかなければ。 KT266で実際にあったことなので、ATIファン期待の「RADEON 8500」が動かないと、これからの3Dゲーマー 達が見向きもしません。なんとかその辺をどうにかしているといいのですが。 |
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続「Athlon XP」。
2001/10/04
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秋葉原では早くも昨日から販売開始のようですが、少し気になる点が少々あります。 お店によって表記が異なり、コムサテライト3号店では「Athlon XP 1500+」としているそうです。 なんでも、実クロックは「1.33GHz」で、1500というのは一昔前にあった「P-Rating」だといわれている そうです。 「P-Rating」……Paformance-Ratingと言い、古くはAMDのK5、Cyrixの6x86・MIIシリーズで使われていた、 当時「Pentiumならこのくらいの性能ですよ」というメーカーの総合的な性能表示です。 でも実際にコアの刻印を見てみると(Akiba PC Hotlineより)、「AX1500DMT3C,AGKGA0133RPJW....」と ありますので、AXがAthlonXPの品名、1500がクロック、Mは動作電圧1.75V、Tは温度上限90℃、 3はL2キャッシュ256KB、CはFSB266MHzとなるはずです。Dは不明なので今後明らかになるでしょう。 Athlonもここの所静かでPentium4のi845攻勢に押され気味でしたので、ここいらで盛り返してもらいたい ものですね ……と書いていましたら、新しい情報が入ってきました。 仕入れ先からの連絡ですので、かなりの確証があります。 やはり、あのコアの数値は「P-Rating」と見て間違いなさそうです。 「AX1500DMT3C (1.33GHz,266MHz)」 「AX1600DMT3C (1.4GHz,266MHz)」 「AX1700DMT3C (1.47GHz,266MHz)」 「AX1800DMT3C (1.53GHz,266MHz)」 実動作クロックと刻印されたクロック表示とは異なるので注意してください、なる連絡内容でした。 おおー……、そうなると気になるのは「AX1600DMT3C(1.4GHz,266MHz)」のThunderbird1.4GHzとの性能比、 「AX1800DMT3C(1.53GHz,266MHz)」のPentium4 2.0GHzとの性能比あたりですよねぇ。 しかし、今度のAthlonXPでの最高実動作クロックが1.53GHzまでで、Pentium4は2.0GHz……。 クロックの数字が何か不透明な意味合いで、どちらを基準にして良いものか計り兼ねる気がします。 実際はIntelのCPUを基準にするべきなのでしょうが、Pentium4の性能がPentiumIIIとあまり差異がないような、 SSE2自身もそんなにすごいものなのか、NetBurstTechnologyが効果あるのかは未だ謎です。 お店でもこの度「AX1500DMT3C(1.33GHz,266MHz)」を数個入荷する予定です。 我こそは、という挑戦心あふれるお客さんがいましたら是非どうぞ。 出来れば参考までに、挑戦その後をお話していただけますと幸いです。 |
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「Athlon XP」登場ですね。
2001/10/03
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PalominoコアのAthlonといえば「AthlonMP」ですが、あまり自作派には縁の無いCPUのようです。 ThuderBird自身が価格も非常に手頃でAthlonMPと比較するとDual対応である必要性が薄いこと、 DualマザーボードはRegistered-DDRの使用で高価なシステムになってしまうことが、自作派を少し 遠ざける要因なのかもしれません。 しかし、今回登場の「AthlonXP」ですが、少し停滞気味のAthlonからPentium4へ流れる自作派の 方々をまた引き寄せられれば幸いです。 初期クロックが1.5GHzからスタートすることで、Thunderbirdとまさに一線を置くことになりました。 問題は対応マザーボードがどうなっているのかなんですが、ちょっと調べてもなかなか対応記述が掲載 されていないのに驚きです。 確認が取れたのはASUSとGIGABYTEです。 ASUSTeK M/B Palomino&Morganサポートリスト(2001・9月末) From UNITY-Corp.より。
GIGABYTE Palomino対応BIOS Version From Gigabyte Technology Co., Ltd.HPより。
となっております。比較的多くのマザーボードで対応しているようですが、KT133などFSB200MHzまでの マザーボードでは、もはや転換期にさしかかっていると言えるでしょう。 |
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グリスは使いましょう。
2001/09/28
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Athlonの購入者が多くなってお店にとっては嬉しいことなのですが、CPU関連のトラブルが多くなるのも やむを得ないと思うのですが、何分かなり多いので少々大変です。 今回は「A7M266で、FSB133MHzの動作をしない」という事でした。 なんでも、組み立ててWindowsのインストールの最終設定の辺りでフリーズしたり、プログラムエラーが 起こって上手くいかない。FSBを100MHz(Athlon1.4GHzなので倍率10.5倍、すなわち1050MHz)では問題無い というらしいのです。 これでは1.4GHzを購入した意味が無いですね。 でも、A7M266でこういったトラブルは聞いたことがありません。 某E社の人気マザーでは、Athlonの内部ステッピングの変更でFSB266MHz版のAthlonが動作しないという話は あったのですが、今回はASUSです。ASUS、UNITYなどFAQを調べ、ASUSマザーボードの掲示板をちらっと 探しましたが、今回のトラブルに該当する例はありませんでした。 こいつはメモリの故障か?と思い、別のメモリを使用して起動。 あれれ?ブルースクリーンに「Windows保護エラーです。再起動してください」なんてメッセージが出て しまいました。 参考までに、FSB100MHzで起動してみると、おや不思議。無事起動します。 少し気になる点が浮かんだので、再起動、BIOSを覗いてみます。 見るところは「Hardware Monitor」です。FSB100MHz動作のときは……、おおGRANBULE健闘しています。 再起動直後なのでアイドル状態と変わりませんが51℃くらいでした。 FSB133MHzにして再度トライ。やはりNG。再びBIOSです。 おお!60℃!? アイドル時でかなりの発熱です。 ははーん。CPUクーラーを外してみましょうか。 外してみますと、きれいなAthlonのコアが見えました。刻印までバッチリ読めます。 って、グリス着けてないですよ。これじゃ冷えません。 お店の安いグリスを塗って再起動しますと、FSB133MHzで動作するじゃありませんか。 なーんだ。 じゃあ、全部良品ですね。 本来は不良確認で、不良が無い(見つからないではなく、最初から)と作業代を頂くことが保証規約に あるのですが、大抵は自作上不注意からのトラブルがほとんどなので、グリスだけで作業代を頂くのも 心理的にツライです。相談の結果、特別にサービスということで作業終了です。 これから使おうとお考えの方、これを参考にAthlonには必ずグリスを塗ってくださいね。 |
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DDR青天井。
2001/09/22
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Athlon 1.4GHzからなかなか先のCPUが登場しませんが、お店では価格とマニアックな雰囲気が好評です。 DDR対応マザーボードも好調に売れ、Athlonの話題もお客さんと良くしていて勉強になります。 最近の話では、「暇なので、遊べるマザーボード無いですか?」 と、尋ねられたので「ハンダが使えればA7M266なんかがお薦めです」と答えたことがあります。 改造系サイトを回っていたときに、「A7M266に倍率変更を付ける」とか「VCore・VI/Oの調整をする」などの 改造ネタがあり、「A7M266はかなり遊べる」という印象を受けました。 そして、お客さんが挑戦してみると後日「FSB162MHzで動くよ(Athlon1.4GHz)」と連絡があって、 FSB162MHzのDDR駆動だから……、「FSB324MHzかぁ……!!」。 さすがに倍率を下げて1.4GHz近辺でないと動作しないそうですが、高速なFSBにかなり期待できそうです。 お店側からはあまり奨励できませんが、自己責任ですので挑戦の際にはご注意を。 |
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組立には注意して。
2001/08/28
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今日は「パーツを購入して組み立てたが、起動しない」と言うことで調査したPCがありましたが、 Athlon1.4GHz(FSB266MHz)、M/B・GA-7VTXといったスタンダードなKT266のセットでした。 CPUクーラーにはスタッフがお薦めする「Swiftech MC370-P」を使っていて、ケーブルもスマートケーブルの 高そうな(グロウアップジャパンのスケルトンタイプ)ものが使用されています。 ざっと目視すると、AGPカードのお尻のほうが2,3ミリ浮いています。 きちんと挿しなおし、他にミスは無いか探してみましたが特に無いようです。 スイッチオン。……あれ、起動しません。 あらためてCPUなど単品で検査することにしましたが、クーラーを外してみて驚きました ヒートシンクの底面が信越グリスで汚れていません!! CPUコアは8割ほどコアが隠れる程度に灰色になってはいるものの、塗った時のままでヒートシンクで 伸ばされた形跡などありませんでした。また、発熱がすごいのでグリスの水分が無くなり、コアの上で セメントのように固まっていました。 念の為、AX73Pro(A)で検査しますと「CPU、だめじゃん。CPU、だめじゃん……」となりました。 その他パーツは正常でしたが、「CPUクーラーの取りつけミスによるCPU破壊」となるんでしょうか。 次に来たのは、Celeron466MHzにECSのP6SET-ML、現象としては「メモリの増設をしようとして、 マザーを外して作業したら、元に戻しても起動しない」という内容でした。ECSのマザーボードといえば 意外と多い「メモリの挿し込み不良」でしょうか。 低価格ということで、ZIFソケット(CPU)や、メモリスロットなどが比較的安いパーツで構成されている 事が多いです。メモリなんかは特にぐにゃぐにゃと左右に揺れ、スロットの留め具が腰の抜けたようなロックに なっていて、ささったのかささってないのか判らないです。 何度か試してみて起動しましたので、故障というわけではなく良かったです。 まあ、Athlonなど安くなっていますが、壊れると悲しいものです。 組立の際は、特にAthlonの方はCPUクーラーの取りつけに注意してください。 |
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メモリーの相性があるみたい。
2001/08/26
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今日はECSの「K7SEM」絡みのトラブルがあり、その発見に苦労したので一つ書いてみました。 一件は「組み立てたが起動しない」と言うことでした。 どれどれと見てみますと、確かに動きません。メモリを交換したりVGAを取り替えてみたりと、お客さんの 視線が痛いです。そうこうして、CPUクーラーを取り外すところまで何がトラブルの元か判りませんでしたが、 外してみると案外簡単でした。 Athlonがグリスまみれでした。 コアの上でなく脇や、チップコンデンサのほうまで塗られています。 これでは動きません。 別のマザーボード(AK73Pro(A))でチェックしてみますと、 「CPUだめじゃん、CPUだめじゃん、CPUだめじゃん……」 この音声も何かだめな気がしますが、わかりやすくて良いですね。こういう時は。 CPUを取り替えてトラブル解決です。 開店直後にこういうのはまだまだ来るぞ、と言う知らせなのでしょうか。 次には同じく「起動しない」と言うことでM/B・CPU・メモリを1セットで持ってきました。 確認してみると、ただむなしくCPUファンが回転しているだけです。 CMOSクリアしても改善しません。 またしてもCPUなのか?先ほどの不安が大きくなってきます。 改めて、AK73Pro(A)でチェックしましたが問題無しでした。 じゃあ、何でしょう? ふと、メモリに着目してみると「SEITEC」、デモ機のメモリも「SEITEC」。 どちらもお客さんのマザーボードでは動きません。 試しに奥にあった「M.tec」を挿してみると……、あら動く。 お客さんと相談して、メモリの相性だったので「特別に」交換しました。 でも、その前のトラブルで使用していたメモリは「SEITEC」なのに……。 個体に相性が出るもの出ないものがあるのでしょうか? 不思議ですね。 トラブルで持ち込む前に、別のパーツで試してみる人がなかなかいないので対処が大変でした。 部品も安くなってきたので自作の挑戦も良いですが、自己責任を念頭に入れて、落ち着いて 作業して欲しいものです。 |
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驚きのAthlon Dual !!
2001/06/14
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今、秋葉でも話題沸騰なAthlonのDualマザーボードの話題です。 調べたところでは Tyan製「Thunder K7」と言って、AMD-760MP搭載の純AMDチップセットマザーボードで、 DDR-SDRAMを4枚使用可能(ただしRegistered)な上、64/32bit PCIバス5本とAGP Proがあり、オンボードで 3Com製LANを2基、Ultra-160 SCSIを1基、果てはATI RAGE XL 4MBまで搭載しています。 しかもこのマザーボード、通常のATXコネクタ以外に8PINの独自コネクタが使用されていて、現状での対応 電源は NMB Technologies製の460W電源で、型番は「GM460WTXW01SSV」以外に無く、主にセット販売されて いるようです。 また価格的にもゴージャスで、そのセットで10万を超える金額で販売されています。 AthlonMPの登場で、このマザーボードがDualとしてのリファレンスボードとなる見込みです。 よくよく調べて見ますと、何もAthlonMPでなくても動作するようで、Thunderbirdでも挙句の果てにDuronで すらDual動作をさせている販売店も秋葉原にはあるようです。 AMDでは「AthlonMPがDual動作の保証がある」と言うアナウンスなので、保証外の動作ではありますが、 現状のCPUをそのまま使えるのは実に魅力的ですよね。 今後、ASUS・GIGABYTE・ABIT・MSIなど人気メーカーもAMD-760MP採用マザーボードを出荷する予定なので そちらも目が離せません。 AMDの宿命なのでしょうか、問題点は「電源」です。 今回の「Thunder K7」が専用電源であったので、他社が製造した場合も何らかの新しい規格の電源を使用 するに可能性もあります。MSIではPentium4用のATX12Vコネクタを使用すると言う話も出ていますので、その 辺りも要チェックですね。 |
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ご質問・ご指導はwebmaster@leoplanet.co.jpまで
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