HIT&RUN
OverClockTeam
こちらはHIT&RUN「CheckPoint解説コーナー」です。
HIT&RUN店舗側TOP(index)ページ中段掲載の
チェックポイントの商品等をスポット的に取上げ解説しよう、というコーナーでしたが、
他にも魅力的な商品が多くあるので、関係無く無差別に取り上げていこうと思います。
 第1回〜第15回 
CheckPoint
第18回「これも自作に入りますよ」 2002/01/03

    今日のご紹介は「AOpen A150-CA」です。
    ←おや?以前見たことあるかも。
    ケースはH300A(AOpen)、マザーボードはTualatin対応のMX3S-U(AOpen)、
   CD-ROMは52倍速CD-532E(AOpen)、キーボード・マウス・スピーカーもAOen取り扱いの商品でして、
   違うものといえばFDDがPanasonic製なものです。
    Socket370のベアボーンキットとしては平凡といえば平凡です。
    ですが、普通に使用する上で可も不可もありません。
    以前販売していた「BS2050」と構成的に同じですが、オンボードLANがなくなってしまったのが少々残念です。
    Celeron1.2GHzが確実に動作するベアボーンとしては、従来のデザインを踏襲していて飽きのこない
   ケースかもしれません。(スタッフは地味なのが長く付き合えると思っています)
     問題点といえば、CPUクーラーが大きすぎると取りつけ出来ません。
    確かCeleronの900MHzだったかのリテールクーラーで、取りつけ出来なかったことがありましたので、
   小型のクーラーを検討しておいたほうが良いでしょう。
    CPUは動くのですよ、CPUは。
    CPUクーラーが取り付けられるかがポイントです。
    ですが、補って余りあるパフォーマンスの良さは、自作でコンパクトなセットを作る上でも納得の作りです。
    急に友達に頼まれても1時間もあれば組み立てられますし、見栄えも悪くない。
    悩んでいたら、この辺で手を売ってはいかが?

A150-CAはこちらのページに掲載しています。
CheckPoint
第17回「ケースの王道と最近の売れ筋」 2001/12/30

    今日のご紹介は「SongCheer TQ-700MKIII」と「AOpen H600A-300W(400W)」です。
       画質に違いがあるのでちょっと比較しづらいですが。

    12月15日の「STAFF ROOM」で軽くふれましたが、「TQ-700MKIII」の電源なし版と、
   もう一台、価格的に近く店頭において売れ行き好調の「H600A-300W(400W)」を比較しながらご紹介します。
    この2台、前者が「9,980円」後者が「10,800円(400Wは13,800円)」と手頃な価格帯です。
    大きな違いは電源がついているかいないかが大きな点(最初にそう言っていますが……)と、
   フロントベイの数、前面のUSBポートの有無、ケースサイズあたりです。
    側板を外して内部を比較しますと、「H600A-300W(400W)」では少々安い感じの内部処理なのでしょうか。
    「TQ-700MKIII」では見慣れましたが、側板のスライド部がしっかりとしており、ビビリ等の不安がなさそうです。
    各拡張ベイの配置ですが、5インチベイは良いとして3.5インチベイはシャドウベイ2基の配置が異なります。

    「TQ-700MKIII」のシャドウベイ はマザーボードのCPUのあたり、電源の下についており独特のレイアウトです。
    しかし、この位置が絶妙でして、背面のケースファンがシャドウベイのHDDの熱とケース内の熱を、
   同時に排出するというのは空気の流れを考えれば理想的です。ケースファンもあまりゴテゴテ付けるのではなく、
   適正に機能していなければうるさいだけです。
    問題を挙げれば、巨大なCPUクーラーの装着時にこのシャドウベイと干渉してしまうことでしょうか。

    「H600A-300W(400W)」では、ケース前面足元に2基分のシャドウベイが用意されています。
    最近のRAID搭載マザーボードでは、ケーブルの取りまわしなどを考えるとこの辺にベイがあると、
   接続が楽になりますね。また、底部にありますのでHDD自身の振動があまりケースに伝わりにくく好感が持てます。
    また、FDD等のベイの脇にケースファンを2基取りつけ可能なところが、
   ”スーパーミドルタワー(AOpenHomepage)”(……だったかな)と言っているだけのことはあります。
    前面のUSB端子もAOpen専用のコネクタだけでなく、他社のコネクタ配置に対応するために1pinづつに
   ばらしてあるのも汎用性が高くて良いと思います。

    問題は電源ですが、「TQ-700MKIII」では電源なしということで別途用意しなくてはなりませんが、
   こういったケースは初心者向けではない傾向にありますので、自作を楽しむ方にはお気に入りの電源を
   搭載していただくのが良いでしょう。
    ENERMAX、ETASIS、DELTA、Seasonic、Seventeam等の電源であればSongCheerの電源と同クラスでしょう。
    また、「TQ-700MKIII/S300」は電源が高いから、もっと安い電源で使いたい!!といった場合でも可能です。
    手持ちの電源を使えば、古いケースから乗り換えるのにも最適です。
    「H600A-300W(400W)」は、トータルコストを考えれば「TQ-700MKIII」よりもずっとお買い得です。
    こちらはどちらかといえば、初心者向きのケースとしても具合がよいでしょうね。

TQ-700MKIIIはこちらのページに掲載しています。
H600-300W(400W)はこちらのページに掲載しています。
CheckPoint
第16回「Athlonの熱問題とファン騒音を一気に解決!?」 2001/12/23

    今日のご紹介は「ALPHA PAL8045U」です。
    
    8cm角の巨大なヒートシンクに、DELTA製の高速4000rpmファンが付属しています。
    ヒートシンクの固定方法ですが従来のバネ・クリップ式ではなく、
   ついにあのAMD指定のソケット脇の4つの穴を使って固定します。
    今稼動しているマザーボードですと外すのが面倒ですが、穴に台座を4つ固定しないと取り付けられないので
   我慢して外しましょう。
    その装着後ですが、CPUに水平にそして確実に接しているか、せっかく外したんですから確認しましょう。
    上手くいっていないと、高確率で”焼き鳥”です。(自己責任なんですよ)
    ここで、前回で紹介した「KANIE MD-ST-WOF」を使えば、DELTAファンでも静かにゆっくりと回るってものです。
    別途「Panaflo(流体軸受)」でも用意しても良いでしょう。
    Duronの低クロックないしMorganならヒートシンクだけでもいけるかも!?(どなたかチャレンジしませんか?)
    静音を目指すなら考えておいても良い逸品です。
    あとはダクトがつけば完璧なのかなぁ。

PAL8045Uはこちらのページに掲載しています。
   ※ヒートシンクの取りつけに注意して、コアを潰したり設置しないことのないようお取り扱い下さい。
ビスの締め付けによるM/Bの損傷にもご注意下さい。
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