アマゾンで内蔵ハードディスクの価格を調べる 。
→例:日立 HGST 3.5インチHDD(SerialATA)/容量:500GB/回転数:7200rpm/キャッシュ:16MB HDS721050CLA362
すこし、専門的な説明ばかりの表になってしまったかも知れません。S-ATA II というのは、サーバーやネットワークストレージなど主に業務用途で必要な機能の拡充のようです。NCQ機能は、アクセスが速くなるので、個人にも欲しいものですが。
ここで、実際に買い場合に気がかりとなる、S-ATA とS-ATA II の互換性について、上の内容を少し補足説明しておきます。
最新S-ATA II フェーズ2 HDD は、少し前の、「S-ATA のマザーボード」や「S-ATA II フェーズ1 のマザーボード」に取り付け動作できますが、S-ATA II フェーズ2 の機能が使えません。(実際には、マザーの方には、フェーズ1 と2の区別がないかも知れません。)
具体的には、「S-ATA のマザーボード」(のパソコン)では、ポートセレクタ、ポートマルチプライヤ、NCQ機能、ホットプラグといった新しい機能は、動作しないということになります。NCQ機能があると少しアクセス速いので、残念です。
では、「S-ATA II フェーズ1 のマザーボード」(ないかも?)に、S-ATA II フェーズ2 のハードディスクをつけた場合はどうかというと、現状では、ハードディスクの追加機能も、規格通りすべての機能を搭載しているようでもありませんので、個別の組み合わせで、使えない機能が出てくると考えるのがいいのではないでしょうか。
現在のお勧めの3大メーカーは、Hitachi(IBM),Maxtor,Seagateです。最近は、どれを選んでも遜色無いほどに各社の性能・品質ともに向上しています。
ここで、「独断と偏見で」、世間一般でいわれるメーカー評価をすこし書いておきます。
(回転音が)静かで、信頼が高く、速い、が、値段も高いのが、Seagate(シーゲート)です。信頼が一番高く、(回転音が)うるさくなく、値段も安いのが、Hitachi です。(回転音が)うるさくなく、値段が安く、一番売れてるのが、Maxtor(マクスター) です。さあどれにしますか?
現在の主流方式は、価格が、ほぼ同じになったS-ATA ,S-ATA II ハードディスクに移行しています。単品の増設用には、まだまだ、IDE 方式が売れていますが、これは従来パソコンにS-ATA が取り付けられないためです。
従って、新規購入のBTO パソコンも、S-ATA のハードディスクの選択肢があるなら、それを選んでおいた方が、賢明だと言えるでしょう。
最後に、増設したりする場合のため、デスクトップ用の3.5インチ内蔵ハードディスク紹介ページや
ハード初心者にやさしいハードディスク交換、取付け法という
も作りましたので、ご覧ください。
2007年2月誤記修正
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