HIT&RUN
OverClockTeam
こちらはHIT&RUN「VGA Analyze」です。

話題のビデオカードの詳細や、トラブルシューティングなどを掲載していきます。
ただ、「あれこれ調べてくれ」という投げっぱなしの質問は受け付けません。
調査は足でやるものだと、どこぞのおまわりさんも言っていますからね。


開設〜'01/02/01 '01/02/02〜03/10 '01/03/21〜05/24 '01/06/10〜10/12
ベストVGAはどれ?
2001/11/15

   皆さんがVGAを選ぶ基準は何でしょうか?
   価格?
   それは安いにこしたことはないですが、安いだけで選んでも納得のいくものなのでしょうか。
   安いなりの性能で期待外れだった場合、我慢してしまうのでしょうか。

   3Dゲームやエフェクトなどが多く使われるゲームなどにはやはりnVIDIAのGeForceシリーズか、
  ATIのRADEONシリーズでしょう。価格も多様で、性能と価格の折り目を考えて購入できるところが
  メリットですね。
   ハイエンドならGeForce3Ti500やRADEON8500、ミドルレンジならGeForce3Ti200ないしGeForce2Ti、
  ATIならRADEON7500、バリュー・エントリーレベルならGeForce2MX・RADEON7200と細かいラインナップです。
   では、この2社以外の製品はどうなのでしょうか?
   根強い人気があるMatroxですが、2D・DVDなどの描画に関してはトップクラスの性能・画質を持っていますが、
  3Dに難ありですね。しかし、3Dばかりを重視するのもどうかなと思います。Windowsの初期画面なんて、
  全部2D描画ですから、この画面上でnVIDIA独特の滲んだ感じ(デフォルトでFSAA効いてる感じ)は、
  イマイチなじめません。(スタッフはMatrox派、ATI派でnVIDIAは少数という偏りが変ですね)

   おっと
GeForce2Tiについて、読者の方からツッコミが入りましたので訂正致します。
   10/12付「Titaniumってなんですか?」 のこの内容で、

   >   最後に「GeForce2 Ti」ですが、仕様を調べたところではなんとも言えません。
   > ポリゴンとかテクスチャの処理速度の数字と、価格帯を比較してみて結論としては
   > 「GeForce2 Ti」≧ GeForce2 Ultra > GeForce2 Pro
   > といった具合です。

   以下貴重なツッコミ内容です。

   クロックアップ入門の VGA Analyze について 「Titaniumってなんですか? 」にものもうす
   下記URLを参照されたい 英語ですが http://www.tomshardware.com/index.html
                           http://www6.tomshardware.com/graphic/01q4/011001/index.html
                           http://www.nvidia.com/docs/lo/558/SUPP/gf3_overview.pdf
                           http://www.nvidia.com/docs/lo/1050/SUPP/gf3ti_overview.pdf
   結論としては 「 GeForce2 Ti 」≧ GeForce2 Ultra > GeForce2 Pro ではなく
   =>
   GeForce2 Ultra > 「 GeForce2 Ti 」≧ GeForce2 Pro
   GeForce2 Ti = GeForce2 Ultraコア + GeForce2 Proメモリ
   但し、GeForce2 Ultraグライックボードは、ノイズが のりやすいと雑誌にのっていました。    
   リファレンズボードの設計的な限界と思われます。
   GeForce3 TIシリーズの新機能
    ・SHADOW BUFFERS
    ・3D TEXTURES
   コアチップはGeForce3と別物と思われます
   ちなみにGeForce2 Ti には、このような解説は見あたりません
   メモリに関してはGeForce3 でマルチチャネルになったため
   帯域での比較は出来なくなりました。GeForce3系優位です。
   新機能がないと、表現が変わってしまう。
   性能が出ないと絵が描ききれないため後半のデータが捨て られてしまい、見えないものが出てくる。    
   なにを取るかは、使うアプリケーションしだいでしょうか?
   多分一番お買い得は GeForce3 Ti 500 という変な結論に なると思います。
   今のAPLでも早い、2年後もきっとまだ早い。
   end    

  と、スタッフのミスを訂正していただきました。
   こういったリアクションがあると嬉しいものですね。(間違いを乗せているのは恥ずかしいけど)
   皆さんも「ははは、こいつ間違ってやんの」とか「本当かな?」と思われたら、バシバシ調べて突っ込んでください。
RADEON8500 LEって何?
2001/11/08

   ATIが「RADEON8500 Beats GeForce3!」なんてホームページのトップで言っていますが、
  ほんとのところはどうなんでしょうか。
実際、購入してからその違いが判るのものですから、これらの違いがわかる人は
  お金に余裕のある人だけですよねぇ。

   そこで、いろいろ噂のあるRADEON8500ですが、リテールボックスとバルク品では製品の中身が違うといわれています。

   ATIのサイトにて英語を流しながら読んでみますと、RADEON8500LEはOEM供給用の廉価品であり、価格帯を
  下げるにあたりコアクロック(メモリクロック?)を275MHzから250MHzに下げてあるだけだそうです。

   売りの「THRUFORM」やDirectX8.1への完全対応については、RADEON8500とRADEON8500LEには
  差異をつけていないようなので、純粋に価格で欲しい方を買っていただくのが一番でしょう。

   ハイエンド志向な人にはリテールボックスで(ATI純正のものがやはり良さそうです)、とにかくRADEON8500を安く
  使いたいならバルク品が最適です。

   前回のRADEON LEのコアクロックアップや、BIOS書き換えなどネタが満載でしたので、今回も購入する価値ありの
  逸品でしょう。
KYRO情報
2001/11/02

   GeForceシリーズの最新チップや、ATIのRADEON8500などが話題ですが、
今日は店頭で聞かれた質問に
  お答えしてみたいと思います。
   なんと「KYRO」関係の話なのですが、「SiS735/730Sとの相性はあるのでしょうか?」ということです。

   KYROネタで賑わうサイト「PC's Garage http://www5b.biglobe.ne.jp/~pika2/ 」でも、KYROとマザーボードの
  相性調査の申告内容がありますので参考にしてはいかがでしょうか。
   (参考にですよ!! 動かないって文句言いに行っちゃダメですよ。自分の恥さらしに行くだけですから)
   参考までに、K7S5Aでは大丈夫のようで、K7SEMではどうにも上手く動作しないようです。
   また、Q&Aの内容も充実していますので、KYROで悩んでいる方は覗いてみてはいかがでしょう。

Titaniumってなんですか?
2001/10/12

   VGA業界も近々一波乱ありそうなぐあいです。

    それはどうしてかといえば、ATI Technologiesからは仇敵GeForce3を打ち倒すべく「RADEON 8500」が
   もうすぐお目見えです。新機能・技術がてんこ盛りで、価格も「GeForce3を買うなら……」と、中々の
   好印象です。また、ローコスト部門ではGeForce2MXに長いこと居座られていましたが、「RADEON 7000」
   や、「RADEON 7200」で対抗できそうです。

    そんなATIに危機感が出てきたのかラインナップどおりなのか、nVIDIAも同タイミングでGeForceシリーズの
   改良版「Titanium」を送り出してきました。

    では、このTitanium、どれだけのものなのでしょうか。
    詳しくは業界紙でベンチマークを行いますのでここでは割愛致しますが、調査していきますとTitaniumには
   3種類が用意されています。

    「GeForce3 Ti 500」、「GeForce3 Ti 200」、「GeForce2 Ti」の3つですが、「GeForce3 Ti 500」については
   簡単ですね。まさにハイエンド。なんといっても改良版ですから。
    SPECTRA X20にも当然この「GeForce3 Ti 500」を採用したものが登場することでしょう。
    価格は同じくらいで、「SPECTRA X20 TE(Titanium Edition)」とか。あくまで予想です。

    では、次に「GeForce3 Ti 200」ですが、感覚的にGeFoece3の廉価版といえる位置ですね。
    価格帯からの想定ですが、

    「GeForce3 Ti 500」> GeForce3 >「GeForce3 Ti 200」
   といった具合です。なんとなく性能比がはじき出せそうですよね。

    最後に「GeForce2 Ti」ですが、仕様を調べたところではなんとも言えません。
    ポリゴンとかテクスチャの処理速度の数字と、価格帯を比較してみて結論としては
    「GeForce2 Ti」≧ GeForce2 Ultra > GeForce2 Pro
   といった具合です。
    GeForce2 Ultraと同じという部分は仕様上での判断ですが、GeForce2 UltraはあくまでGeForce2 GTSの
   メーカーオーバークロック品という意味合いから、「GeForce2 Ti」の方がより上位であるという結果になると
   思います。
GeForceシリーズの違いは?
2001/05/24

    以下にnVIDIAのGeForceシリーズのスペック表を掲載します。
 
GeForce3
GeForce2 Ultra
GeForce2 GTS
GeForce2 MX400
GeForce2 MX200
GeForce2 MX
GeForce256
Core Clock
200MHz
250MHz
200MHz
200MHz
200MHz
175MHz
120MHz
Memory Clock
460MHz
460MHz
333MHz
166MHz
166MHz
166MHz
166MHz
Process(micro)
0.13/0.15
0.18
0.18
0.15
0.15
0.18
0.25
Rendaling Pipeline
4
4
4
2
2
2
4
Texture Pipeline
4
2
2
2
2
2
1
Pixel Fill-Late
800Mpixel/s
1.0Gpixel/s
800Mpixel/s
Unknown
Unknown
350Mpixel/s
480Mpixel/s
Texel Fill-Late
3.2Gtexel/s
2.0Gtexel/s
1.6Gtexel/s
700Mtexel/s
700Mtexel/s
700Mtexel/s
480Mtexel/s
Memory Band Width
7.36GB/s
7.36GB/s
5.33GB/s
2.66GB/s
2.66GB/s
2.66GB/s
2.66GB/s
Memory Interface
128bit/460MHz
128bit/460MHz
128bit/333MHz
128bit/166MHz
DDR Support
64bit/166MHz
DDR Not Support
128bit/166MHz
DDR Support
128bit/166MHz
DDR Support
   と、こんな具合です。

    GeForce3では従来のGeForce2シリーズとは違い「nfiniteFX エンジン」による、DirectX8に用意された
   3Dオブジェクトの変形処理「Vertex シェーダ」をハードウェアレベルでサポートする「Vertexプロセッサ」や、
   GTSからサポートされた「Pixelシェーダ」の性能を2倍に引き上げた「Pixelプロセッサ」が代表的です。
    また、新技術「Lightspeed Memory Archtecture」で、メモリのバンド幅のボトルネックに対するアプローチに
   より、GeForce2 Ultraと同等のバンド幅のメモリを使用しても、実際のパフォーマンスは向上しています。
    FSAAを改良・負荷軽減した「High-Resolution Anti-Aliasig」で、GeForce2 UltraのFSAAの4倍の性能が実現
   しています。これによって、今まで敬遠されがちなアンチエイリアシングも、極めて実用的になったと言っても
   良いでしょう。
    まだまだ市場価格が高価過ぎる感じがしますが、その性能の高さも使ったものだけが得られる優越感ではと
   購入を検討してみてはいかがですか?

    ハイパフォーマンスなら、文句無しにGeForce2 MX400でしょう。
    多くのメーカーが採用し、ドライバの更新や安定感では他を圧倒しています。一万円前半でハードウェアT&L
   を搭載しているのも魅力です。
    個人的なお薦めはカノープス・エルザ・ギルモが性能重視、価格ならGainwardや、HISあたりが良いですね。
GeForce2 MX400とMX200って何だろう?
2001/05/17

    もうビデオカードの定番といえば、nVIDIA製のGeFroce2 MXでしょう。
    価格も一万円台前半が当たり前、ちょっと高機能で有名なメーカーだと二万円あたり。

    実に手頃です。

    価格だけではなく、性能も256bitGPU「GeForce2 GTS」の廉価版ということで、低価格ビデオカード
   にしてHardwareT&Lをサポートしています。GeForce256とほぼ同性能ながら、プロセスがより微細化し、
   低発熱・低電力・低価格と三拍子そろったものがGeForce2 MXとなります。

    では、今回のGeFroce2 MX400とGeFroce2 MX200とは何でしょうか?

    GeFroce2 MXの上位チップという格付ですが、今のモバイル市場をATIのRAGE Mobilityシリーズや
   S3のSavage IXなどに席巻されていることで、対抗チップとして「GeForce2 Go」の開発が、GeFroce2
   MX400/200の誕生となったようです。このチップ開発において従来のプロセス精度が、0.18から0.15
   μmプロセスになり、GeFroce2 MXのシュリンク版がとして現在移行期にあります。

    では何が変わったのでしょう。

    GeFroce2 MX400は166MHzから175MHzであったコアクロックが、最高200MHzの高クロック動作が可能に
   なりました。サポートされるメモリにはバス幅128bitのSDRAMとバス幅64bitのDDR-SDRAMで、この点に
   関しては変化は見られませんが、バス幅64bitのSDRAMを非サポートとすることでよりハイパフォーマンス
   モデルを意識しているようです。
    GeFroce2 MX200はコアクロックに変化は見られず、バス幅64bitのSDRAMのみサポートとすることで
   以前登場した「TNT2 M64」のようなモデルと受け取れます。価格重視であればこちらのチップ搭載品も
   考慮に入れておきたいものです。
    共通としては、GeFroce2 MXのシュリンク版なのでHardwareT&Lは当然サポートしており、対応OSも
   Windowsは言うまでもなく、Linuxでは今までのGeForce対応を考慮すれば高確率でドライバが入手可能に
   なるでしょう。

    GeForce2 MXを購入しようとしているならGeFroce2 MX400がベストチョイスでしょう。
    では、手持ちのマシンの軽いアップグレードならGeFroce2 MX200は性能・価格ともに納得できるもの
   となります。
RADEON小話
2001/01/14

   RADEON SDR のセットアップ通常のセットアップでは「RADEON DDR」がインストールされて
  しまい、正常に動作しません。

 「システムのプロパティ」か「画面のプロパティ」で、ディスプレイアダプタを設定しなおす必要があります。
  デバイスマネージャであれば

   ディスプレイアダプタ->プロパティ->ドライバのタブ->ドライバの更新 の順に、

   画面のプロパティであれば
   設定->詳細->アダプタのタブ->変更 の順で同じ画面にたどり着きます。

   次はデバイスドライバの更新ウィザードで「 特定の場所にあるすべてのドライバから選択する」
  を選び、ディスク使用でCD-ROM内「install\R69X\A....(忘れました)\」を指定します。
   RADEON DDR と RADEON SDR の2種類が表示されますので、RADEON SDR を選択して完了です。

   この作業を、「ATI簡易インストール」を行って再起動後すぐに行ってください。直後以外ですと、
  DirectXの「Direct3D」が正常に動作せずフリーズする可能性が非常に高いです。
   不良ではありませんが、数多く試さないと気付かないでしょう。
   RADEON SDR 要注意です。
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