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【初心者の大型フラット(薄型)ハイビジョンテレビ入門】

キーワード
BSデジタル放送

衛星を利用したBSアンテナ式の衛星放送のデジタル版(参考)である。 現在、地上波アナログと同等のSD(標準)放送(走査線525本)と高画質・高音質のサービスである、HD(ハイビジョン)放送(走査線1125本)の2種類がある。

 
地上デジタル放送
地上デジタルも、BSデジタルと同様に画質が標準のSD放送と、ハイビジョンのHD 放送の2種類がある。
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初心者の大型フラット・ハイビジョンテレビ入門
(本ページはプロモーションが含まれています)

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 最近、大型フラットテレビが大変売れているようですが、そろそろ自宅のテレビを買い換えたいと思っているのは、私だけではないと思います。(実は、この2月にプラズマを買ってしまいました。その理由は、一番最後にこっそりと)

 今回は、「BTOパソコン・直販パソコン」の分野ではないのですが、パソコンのモニターとして使えるものも出ているようですので、大型フラット(薄型)テレビについて調べて見ました。

 買い換えたいと思っても、どれを選んだらいいのかホントによく分かりません。そこで、基本的なところから、チェックしていきたいと思います。

 地上デジタル放送(地デジ)は、2006年末には全国の県庁所在地まで、エリア拡大し、約80%をカバーすると言われています。(現在のアナログ放送は、2011年に廃止予定です。)

 自分の地域でも視聴できるのでしょうか? 2006年12月時点で判明している放送が開始される目標時期の地図をご覧ください。→スケジュール表が地図の県をクリックすると見られます

 もちろんまだ、地上デジタル放送を見られない地方がありますが、いま買っておいて損ということでもありません。

 というのは、現在市販されてる大型フラットテレビは、たいてい、現在のアナログ放送を含めて、ほとんどのテレビ放送を視聴できるからです。

 それは、地上・BS・110度CSデジタルなど全チューナーを内蔵しているためです。
参考に、ソニーの32V 型ハイビジョン液晶テレビBRAVIA KDL-32V2000 (¥13万 円位) の例でみますと、   →→→→→→

 受信チャンネルは、地上アナログ(VHF 1〜12ch、UHF 13〜62ch、CATV C13〜C63)、地上デジタル(000〜999ch)、BSデジタル(000〜999ch)、110度CSデジタル(000〜999ch)のチューナーを内蔵してます。(これが平均的な仕様です)

 これ以外に、パソコンからの入力(RGB)を搭載し、液晶テレビでありながら、モニターの役割もするのです。

 これを知ると、がぜん、購買意欲がわいて来ますが、大型フラットテレビの長所は、何といっても、高品質のハイビジョン画質で見られることでしょうか?

 (もちろん、BSデジタル放送などでも、デジタル放送3波(BS-1,BS-2,BS-hi)のうち、ハイビジョン放送 BS-hi を受信しなければ、無理ですが。)

 このフルハイビジョンとか、フル HD(High Definition)対応、とか言われる画質の違いを参考のため、表にして見ました。

放送種類方式総走査線数(有効走査線数)
地上アナログ放送  360本
BSデジタルHD放送  1125本
地上デジタルSD放送480i(525i)インターレース525本(480本)
地上デジタルHD放送1080i(1125i)インターレース1125本(1080本)
地上デジタルHD放送1080p(1125p)プログレッシブ1125本(1080本)

 この表から分かりますように、フルハイビジョンHDになると、画質の良さを現わす走査線数は、実に2倍以上、1080本になるのです。表中のi で示した、インターレースというのは、映像表示方式のことです。

 ※参考)インターレース:水平に、上から順に映像を表示していくわけですが、1つおきに間隔をあけた走査線方式を指します。(1,3,5,7、・・・と飛び行で、1回画面を書いた後に、2,4,6,8、・・・と2回目の走査で、抜けた行を書き、1画面が完成します。)

 インターレースに対して、プログレッシブ方式というのがあり、こちらは、全ての走査線を使い上から順に1回で画面を書いて表示する方式です。(残念ながら、まだ放送に使われてない。)

 インターレース方式が「画面のちらつき」が発生しやすいのに対し、プログレッシブ方式は、DVDプレーヤーで、すでに使われているように、動きがなめらかで、「画面のちらつき」が少ないので、映像が高品質という特徴があります。

 さて、ここまでで、大型フラットテレビのだいだいの状況は、分かって来ましたので、これを選ぶときのポイントについて、見ていきたいと思います。

 大型フラットテレビですから、やはりポイントは、画面のサイズですが、現在、大きく分けて3種類のテレビが販売されています。それぞれの特徴を表にしてみました。参考にしてください。

 液晶テレビプラズマテレビ
(PDP, Plasma Display)
リアプロ方式
画面サイズ32V,37V,40V,42V,
45V,46V,47V,57V,65V型
40V型以上,50V型など40V型以上
方式について パソコンでお馴染みの方式。
背面に光源ランプがあり、
液晶という格子状シャッター
の開閉で、映像を表現。
非常に小さな赤、緑、青の
3種類の蛍光灯が画面
全体にぎっしりと並べられ、
それぞれの光源を
オンオフして映像を表現。
参考
米国で普及
リア・プロジェクション
の略で、
背面のプロジェクターが
前面のスクリーンを投影。
長所短所画面が明るい、
映像表現がきれい。
消費電力が低い。

真っ黒が出にくい。
視野角が狭い。
速い動きに追従できない
場合がある。

映像に奥行(深み)がある。
応答速度が早い。
視野角が広いため、
多人数視聴に向く。

明るい部屋でコントラスト
が低い、擬似輪郭の発生、
焼きつきが起こりやすい、
消費電力が高いなど
の欠点。

自然な発色の映像。
消費電力が低い。
価格も安め。

視野角が狭い。
原理的に厚みが出る。
光源ランプの寿命で
定期交換が必要。

 まず、画面のサイズですが、従来のテレビの縦横比(アスペクト比)は、4:3ですが、大型ワイドとなった、ハイビジョンテレビは、16:9が平均的です。

 このため、29インチの従来のテレビを使用していた方が、32V型などに買い換えますと、従来より幅は広いが、高さが低くなることも起こりますので、現在のサイズを測ってから、比較した方が良いと思います。

 次に、3種類のうちどれがいいとは、とても言い切れませんが、大雑把にとらえると、リアプロ方式は、米国で普及の方式ですので、日本では、まだあまり注目されてないようで、機種も少ないようです。

 プラズマ方式は、「長所短所」の箇所に書きましたように、もともと、小型化がむずかしい大画面向きの方式で、視野角が広いので、多人数視聴に向きといえるでしょう。

 ただ、液晶タイプでも、大型化が進み、65V型までも販売され、サイズからでは選べないほど互いにかぶっています。

 それぞれの方式には、長短がありますので、選ぶときは、その方式の長所や欠点をよく知った上で決めていけば、欲しい機種が選べて、買った後での問題はあまり出てこないと思いますので、上の表を是非、参考にして下さい。

 さて、フルハイビジョン(以下『フル HD』と略)対応についてですが、全ての大型フラットテレビが対応してる訳ではありませんので、ご注意下さい。対応してるものは、『広視野角フルHD液晶パネル』搭載とかの記載があります。

 『フル HD』対応仕様となりますと、やはり価格が高くなりますが、37V型から販売されているようですので、各メーカーを良く調べて見るのがいいと思います。『フル HD』対応の液晶タイプは、ちょっと見た限りですが、東芝からよく出ているようです。(→Joshin 液晶テレビ icon リンク)

 また、直販の販売サイトは、本記事の←左側にリンクを貼っておきました。参考にして下さい。

 では、最後に、私の買ったオススメのプラズマテレビは、日立の37インチ、W37P-HR9000です。その理由の第一は、現在、解像度の一番高いプラズマであること、第二は、HDDレコーダー内蔵であることでした。

 プラズマテレビを選んだ理由は、映像に奥行(深み)があること、応答速度が早いの2点です。液晶は、大型になると映像がうすっぺらに見えるのです。また、どうしても、映像の速い動きに追従できない点が目立ちます。

 では、3社ある、プラズマテレビのメーカーで、どうして日立なのでしょうか?理由は簡単で、現在、解像度の一番高いプラズマであることです。パナソニックは、1024×768であり、日立は、1024×1080と横長方向の水平解像度が、地上デジタルHD放送1080(1125) を満たすからです。

 しかも、パナソニックにない、HDDレコーダー内蔵だからです。テレビのリモコンでかんたんに録画できます。どうぞ参考にしてみて下さい。よく調べると、私と同じ結論になると思います。
薄型テレビ機種別・激安価格をネット検索から、検索できます。

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 2007年2月追記修正。

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