【実機評価】クレバリーの最強ゲーミングモデル
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クレバリー編:ゲーマー PC:Middle Tower Core2 Quad GM8J ゲーマー
DOSV系マニアに、マニアックなパーツで有名なクレバリーから、現在、最新最速レベルGPUである、ATI
Radeon HD4870 512MB GDDR5 を採用しかつ、クアッドCPU搭載のゲーミングモデル、Middle Tower Core2 Quad GM8J ゲーマーです。
( ★サイト内関連ページ:クレバリーeショップのBTOパソコンを徹底評価 )
このモデルの標準仕様ビデオカードは、 ATI Radeon HD4870 512MBです。これは、現在GPU単品では最高性能の、NVIDIA GeForce GTX 280から、−8%程度が性能ダウンしますが、2008年6月発売の最新・最速レベルGPUです。
ここでは、前に挙げた3Dゲーム度のチェック項目を調べながら、各社の代表的3Dゲームパソコンを連続紹介しています。(3Dゲームノート度と似た項目ですが、ちょっとだけ違いますよ。)
実際に選ぶ上では、まず最初に、自分のやりたいゲームの種類によって、モニターの液晶サイズとグラフィックカード性能を、およそ決めてしまうのが賢い方法と思います。
本機は、現在、最強スペックのゲーミングモデルのため、動かないゲームはありませんが、やりたいゲームが、「モンスターハンターフロンティア」なのか、「FINAL FANTASY 」なのか、そしてオンラインゲームなのかなどで決まって来るでしょう。(オンラインゲームでの勝負に勝ちたい場合は、もう出来る限り高性能がベストとなってしまいますが。)
やりたいゲームの公式サイト(参考:公式サイト入口で【オフィシャルサイト】文字部クリック)へ行きますと、最低のハードウェアの環境が公表されています。また、チェックの順は、次の順でよいかと思います。上から順に調べてNGが出たなら、調べるのを中止します。
さて、このページは、DOSV系マニアにマニアックなパーツで有名なクレバリーから、Middle Tower Core2 Quad GM8J ゲーマーです。
今回評価したMiddle Tower Core2 Quad GM8J ゲーマー
【 3Dゲーム度の調査 】
以下は、評価用にお借りしたゲームPC:ミドルタワー Core2 Quad GM8J ゲーマーを開梱して、実際に使用パーツのメーカー名、製品名などをチェックして見たものも書き加えました。
@ビデオカード塔載GPUとビデオメモリー: どの程度ゲーム向きか?
先に書きましたように、このモデルの標準仕様ビデオカードは、ATI Radeon HD4870 512MBです。
このカードは、現在GPU単品では最高性能の、NVIDIA GeForce GTX 280から、※8%程度が性能ダウンしてしまいますが、価格的には半分以下くらい(発売時)のため、かなりの割安感があります。このためかなりの人気で、発売時点はすぐに完売だったようです。
これは、その前に発売された Radeon HD 4850が既に人気を集めていたこともあり、HD 4870は入荷直後から争奪戦状態だったという、ショップの話もありました。
カードメーカーは、ホームページには、ATI RADEON HD4870 512MB [PCI-e/Dual DVI(HDCP対応)/2slot占有] の記載のみで表示がありませんでした。
しかし、お借りした実際のモデルには、ATI のOEM ブランドとして人気の、Sapphire(サファイヤ)のHDT4870 512MB GDDR5 Dual DVI が付いていました。これは安心できるパーツ組み込みです。ビデオカードは、2slot占有し、プラスチックケース入りで表面に女性の写真が貼ってあります。
(※注記) 8%程度が性能ダウンの詳細は3Dゲーム用グラフィック・チップ(GPU)性能比較・評価一覧表をご覧下さい。順番がだいたい分かります。これによって、3Dベンチ(3DMark05/06)の数字がほぼ決まってきます。)
今回、評価用に本機をお借りしたので、3Dベンチを取りたかったのですが、残念ながら条件的な制約のため出来ませんでした。多和田新也のニューアイテム診断室で取られた測定値を紹介しますと、3DMark06B1.1.0で、条件の違いもありますが、1600X1200ドットで、4400−6200程度が出ていました。
A塔載のCPU: Core2 Duo以降、またはAthlon64 X2、か?
標準仕様は、Yorkfieldコアの Core2 Quad Q9650 (4コア / 3.0GHz / L2キャッシュ 12MB(6MB x2) / FSB1333MHz)です。普及版クアッドコアでは、速度も一番上の 3.0GHzであり、十二分の性能です。
B塔載のメインメモリー: その種類は、DDR2以上?容量は、速度は?
メモリーは、DDR2メモリー、4GB (2GBx2):PC2-6400(Dual-Channel)です。ホームページには、メーカー表示がありませんでしたが、実際のモデルには、Elixer製が付いていました。
このブランドは数年前(Samsungが値上げした頃)から安価に入手でき、トラブルもほとんどないので人気です。容量的には十分で申し分ないですね。
C塔載のハードディスク: その種類は、シリアルATA2(SATA-II)、か?
ハードディスクは、標準仕様が、1TB (SATA2 3Gb/s 7200rpm) と、ゲーム用途だけなら贅沢で、高速性も含め、申し分ないと思います。
ホームページには、メーカー表示がありませんでしたが、実際のモデルには、やはり信頼のブランドである Seagate製、バラクーダのST31000333ASが付いていました。安心できるパーツ組み込みです。
D信頼性・その他:GPUやCPUの負荷率が高くなりますので、発熱が多くあり、冷却が十分かどうか。電源容量が十分か、どうか。
まず、電源は、Antecブランドの TP3-650 [650W電源 12cm静音ファン搭載]でした。CPU Q9650の電力がTDP95W ですので、起動時パワーに不足はなく、ミドルタワーの空きスペースに、今後さらに増設を考える人にも十分と思います。
評価パソコンの本体ケースは、Antec製の人気定番SOLO [背面12cmFANx1] ≪シルバー+ブラック≫(ドライブ部分が黒色)でしたが、他社のゲームマシンに比べるとちょっと地味な概観のATXミドルタワーです。
ケース色は、これ以外にドライブ部分が白の≪シルバー+ホワイト≫ も選べます。冷却ファンは、12cmファン1個が背面に付いています。電源の12cm静音ファンと合わせ2個ですが、実際の動作音はほとんど気にならないくらい静かでした。ケース仕様をチェックすると、寸法が、205mm(幅)x 468mm(奥)x430mm(高)でした。
また、マザーボードは、信頼性で定評のあるASUS製の、P5Q PRO が採用されていました。これはホームページ上にもハッキリと表記されていて安心です。このマザーは、チップセットクーラーに銅ヒートパイプ式のものを使って静音化し、かつ信頼度向上しています。
このマザーのチップセットは、インテル:P45 + ICH10R です。ソケット775、FSB1333 CPU対応のため、Core2 Quad / Core2 Extreme / Core2 Duo 対応でかつ、DDR3 メモリーにも対応のハイエンドモデル向けのものです。
以上本体の採用パーツメーカーとその型番をチェックして見ましたが、ホームページにメーカー記載のあるマザーボード・ケース電源以外のパーツには、実際のところノーブランド品が使われることも「あり」になります。
この辺は、このクレバリー「ブランド」の高さを信じるしかないのですが、今回実際にお借りしたモデルを詳細に調べました上の結果から、信頼のできる誠実な「ショップブランド」であることがハッキリ分かりました。
と言いますのは、(ホームページにメーカー記載なくても)より安心のパーツが選択され使われており、クレバリー「ブランド」が、激しい競合に打ち勝ってここまで来た理由も推定できるためです。
また、この機種は、自信のモデルだけあって、どのパーツも、ほぼフルカスタマイズできるようになっていました。またケース内の配線回りや結線処理などもシンプルで、後々の部品増設や交換しやすいようにまとめられていました。
以上、本機標準仕様には、モニターは付属していませんでした。液晶モニターの種類は、できればゲームやDVD映画向きのものにしたいものです。
これは、こだわりの周辺機器ー液晶モニターに詳しく書きましたが、ワイド、光沢あり仕様、輝度(カンデラ) 400以上、コントラスト 500:1、応答速度 10mSecなどが欲しいところです。
以上、DOSV系マニアに、マニアックなパーツで有名なクレバリーから、Middle Tower Core2 Quad GM8J ゲーマーでした。
納期:上記の標準スペックで、約3〜5日とかなり早く、即納と云えます。OS は、各種選べますが、Windows Windows XP Home Edition プリインストール仕様で、税込¥194,800 円でした。価格も割安感を感じますね。
★サイト内関連ページ:クレバリーeショップのBTOパソコンを徹底評価
2008年11月記