超高性能 3Dゲームパソコン ランキングTOP10(2022年5月)
(本ページはプロモーションが含まれています)
【最も関連するページ】
超高性能ゲームノート ランキングTOP10 最新版へ
2022年5月上旬、最新ビデオチップGPU を採用のショップブランド各社の超高性能 3D ゲームパソコンの 機種をチェックし、筆者の独断と偏見によりランキング紹介しました。
2022年3月末、NVIDIAは、GeForce RTX 30シリーズの最上位機種「GeForce RTX 3090 Ti」を発売しました。これはBTOパソコン向けグラフィックス・カードとしても、3Dmark性能で、最高性能のようです。
ただ、NVIDIAが最高性能を取り返したとは言っても、2020年末頃に発売された、AMDの新世代GPUの、「Radeon RX 6800 XT」、「Radeon RX 6900 XT」より、ほんの僅かな(大目に見て3%)性能差でした。
NVIDIAの RTX 30シリーズは、従来のGeForce RTX 20シリーズから,リアルタイムレイトレーシング用の「RT Core」(人間の目に入ってくる光の情報を再現するための仕組み、光線追跡法)、AI推論エンジンアクセラレータとしての「Tensor Core」(深層学習・ディープラーニングの学習と推論に最適化したプロセッサ)を搭載していましたが、これがさらに強化され、進化(性能が2倍とか)したというのが最大の特徴のようです。
ただ、AMD製品については、3DMarkのPort Royalといったリアルタイムレイトレーシングの性能や、DirectX Raytracingを使ったレイトレーシング性能などでは、RX 6900 XTは、RTX 3090と比べて、半分程度のフレームレートしか発揮できておらず、RTX 3080に対してもまったく届いていないようで、RX 6800 XTからは約8%ほど伸びているものの、やはりレイトレーシング性能に関しては、物足りない結果(「4Gamer.net」の調査)となってしまっているようです。
さて、本テーマのPCランキング比較する前に、デスクトップ・ハイエンド仕様でのグラフィックカードの性能比較を客観的に眺めて置きたいと思います。
【高性能グラフィックス・カード(GPU)の性能現状】
●下図から、RTX 3090 Tiのスコアは,RTX 3090と比べて4〜11%程度高い。RTX 3080 Ti比では,RTX 3090 Tiが4〜11%ほど高いスコアを記録しており,最上位モデルらしい安定した高性能。
●下図の、RX 6900 XTは,RX 6800 XTに5〜6%程度の差を付けた。さらに,RTX 3090に対しては,5〜8%程度の差を付けており,RX 6900 XTが上回っている。(Radeon最上位モデルは,GeForce RTX 3090と戦えるのか。「4Gamer.net」の調査を引用させて頂きました)
これにより、ゲーマー向けGPUとしては、「GeForce RTX 3090 Ti」が、最上位モデルということになりました。
これらの図から、レイトレーシング性能を除いた、シングルカードの3Dベンチ性能は
「新GPU GeForce RTX 3090 Ti」> Radeon RX 6900 XT」>「Radeon RX 6800 XT」>「GeForce RTX 3090 」>「GeForce RTX 3080 Ti 」>「GeForce RTX 3080 」 >「Radeon RX 6800」 > 「GeForce RTX 3070 」
の順になるようです。 (※参考:→最近のグラフィックス(GPU)性能比較・一覧をチェックして見る)
カード2枚利用の、2-Way SLI (CrossFire)以上になっても、特別の事情がない限りは、ほぼこの順となると思います(注記1参照)。
「超高性能 3Dゲームパソコン ランキング」は、いつも、グラフィックス・カード2枚接続のSLI (またはCross Fire)方式パソコンの評価ランキングみたいなものでしたが、今回の調査では、このSLIがはっきりと減って来ました、と言うより、なくなって来ました。
前回ランキングは、GeForce RTX 2080 Ti のSLI機種が上位を独占していましたが、今回はこの定番のSLI機種が完全に消滅したようで、見つかりませんでした。大変残念です!
原因は、グラフィックス・カード(GPU)の性能向上とその価格の上昇で、2枚利用というのは、手が出せなくなったのかも知れません。ただ、もう少し安い価格帯のカードで、自分でSLIを組むと言う道は残されています。
さて、ランキングは、あくまでサイト公開の標準仕様での順位で、同程度の仕様なら、価格の安いものを上位としました。当然、BTOカスタマイズした後には、大きく変動します。(調査時点で販売終了品は非掲載、売切れは掲載です。)
注記)ランク付けについては、最下段の※注記2を参照下さい。価格は、カスタマイズにより大きく変化しますので、ホンの参考です。
超高性能 3Dゲームパソコン ランキング TOP 10: 2022年5月5日調査
ランキングと機種 | イメージ | グラフィック・CPUなど性能 |
---|---|---|
![]() ツクモ : ![]() G-GEAR neo GX9J-F221/ZB詳細仕様 ●ベンチマーク推定値 GS(Graphic Score) :通常のスコアより約30%程度大きい ・3D mk FS (1920x1200) 測定値:41,556 ・3D mk FS GS(Graphic Score)(1920x1200) 測定値:51,700 ・3D mk FS EX(2560x1440) 測定値:25,535 ・3D mk FS EX GS(Graphic Score)(2560x1440) 測定値:26,496 |
![]() 税込¥599,800(6日出荷) ●Windows 11 Home ●AMD Z690チップセットマザー (ASUS TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4 (ATX)) (2022年5月調査) |
●GPU選択不可 NVIDIA GeForce RTX 3090Ti (24GB GDDR6X) (HDMI x1 、DisplayPort x3 ) ●CPU選択可 intel Core i9-12900KF (16コア24スレッド対応、定格P3.2GHz ターボMAXP5.2GHz、L3キャッシュ30MB) CPUクーラー:水冷クーラー ●32GB DDR4-3200(16GB x2) ●SSD :1TB (M.2 / NVMe Gen4接続) ●サウンド:オンボードHDオーディオ ●PCケース:G-GEAR neo ミドルタワー (MCM-M500P-KN5N-SJP) 電源: G-GEAR電源 CST1250TGP (定格1250W) 80PLUS TITANIUM対応 ●キーボード・マウス・スピーカ、DVDドライブ:オプション選択 |
![]() パソコンショップSEVEN: (BTOパソコン) ゲーミングPC / ZEFT RX31Y 詳細仕様 ●ベンチマーク推定値 GS(Graphic Score) :通常のスコアより約30%程度大きい ・3D mk FS (1920x1200) 測定値:36,613 ・3D mk FS GS(Graphic Score)(1920x1200) 測定値:47,984 ・3D mk FS EX(2560x1440) 測定値:24,783 ・3D mk FS EX GS(Graphic Score)(2560x1440) 測定値:26,344 |
![]() ¥499,800円(期間限定価格) ●Windows11 Pro ●X570チップセット ASUS ROG STRIX X570-F GAMING マザー (2022年5月調査) |
●GPU選択可 AMD Radeon RX 6900 XT (16GB GDDR6) ●CPU選択可 AMD Ryzen 9 5950X (16コア32スレッド対応、定格3.4GHz, ターボMAX4.9GHz、L3キャッシュ64MB) ●空冷式クーラー ●DDR4 64GB (DDR4-3200) ●ストレージ:1TB SSD NVMe対応 WD製 + 4TB HDD ●M/Bオンボードサウンド、DVD付属 ●ハイエンドケース: CoolerMaster COSMOS C700M 電源 Corsair製 HX1000:850W (80PLUS Platinum) |
![]() ツクモ : ![]() G-GEAR neo GX9A-E204/XT詳細仕様 ●ベンチマーク推定値 GS(Graphic Score) :通常のスコアより約30%程度大きい ・3D mk FS (1920x1200) 測定値:36,613 ・3D mk FS GS(Graphic Score)(1920x1200) 測定値:47,984 ・3D mk FS EX(2560x1440) 測定値:24,783 ・3D mk FS EX GS(Graphic Score)(2560x1440) 測定値:26,344 |
![]() 税込¥369,800(6日出荷) ●Windows 10 Pro (64ビット) ●AMD X570チップセットマザー (ASRock X570 Steel Legend (ATX)) (2022年5月調査) |
●GPU選択不可 AMD Radeon RX 6900 XT (16GB GDDR6) (HDMI x1 、DisplayPort x2 ) ●CPU選択可 AMD Ryzen 9 5900X (12コア24スレッド対応、定格3.7GHz ターボMAX4.8GHz、L2+L3キャッシュ70MB) CPUクーラー:空冷クーラー ●32GB PC4-21300 (16GB x2 / 2チャネル) ●SSD :1TB (M.2 NVMe接続) ●サウンド:オンボードHDオーディオ ●PCケース:G-GEAR neo ミドルタワー (MCM-M500P-KN5N-SJP) 電源: Thermaltake製 定格 850W 80PLUS GOLD対応 ●キーボード・マウス・スピーカ、DVDドライブ:オプション選択 |
![]() パソコンSHOPアーク: ![]() GN-A7R68R ELDEN RING 推奨モデル AG-AR8B55ARN8-CME ●ベンチマーク推定値 GS(Graphic Score) :通常のスコアより約30%程度大きい ・3D mk FS (1920x1200) 測定値:36,150 ・3D mk FS GS(Graphic Score)(1920x1200) 測定値:46,375 ・3D mk FS EX(2560x1440) 測定値:23,517 ・3D mk FS EX GS(Graphic Score)(2560x1440) 測定値:24,922 |
![]() 税込¥319,000(即日出荷) ●Windows 10 Home (64ビット) ●AMD B550チップセットマザー (ASRock B550 PG Riptide ATX) (2022年5月調査) |
●GPU選択不可 AMDRX 6800XT 16GB (HDMI x1 、DisplayPort x3 ) ●CPU選択可 AMD Ryzen 7 5800X (8コア16スレッド対応、定格3.8GHz ターボMAX4.7GHz、L2+L3キャッシュ36MB) CPUクーラー:空冷クーラー ●16GB DDR4-3200 (SanMax: 8GB x2 / 2チャネル) ●Storage :Kingston 1TB SSD M.2(PCIEx Gen3 x4) ●サウンド:オンボードHDオーディオ ●PCケース:CoolerMaster ミドルタワー (MasterBox CM694 TG ATX 強化ガラスモデル) 電源:定格 750W 80PLUS GOLD対応 ●キーボード・マウス・スピーカ、DVDドライブ:オプション選択 |
![]() ツクモ : ![]() G-GEAR GX9A-D212/XT詳細仕様 ●ベンチマーク推定値 GS(Graphic Score) :通常のスコアより約30%程度大きい ・3D mk FS (1920x1200) 測定値:43,805 ・3D mk FS GS(Graphic Score)(1920x1200) 測定値:46,989 ・3D mk FS EX(2560x1440) 測定値:22,750 ・3D mk FS EX GS(Graphic Score)(2560x1440) 測定値:23,858 |
![]() 税込¥479,800(6日出荷) ●Windows 10 Pro (64ビット) ●AMD X570チップセットマザー (ASRock X570 Steel Legend (ATX)) (2022年5月調査) |
●GPU選択不可 NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti (12GB GDDR6X) (HDMI x1 、DisplayPort x3 ) ●CPU選択可 AMD Ryzen 9 5900X (12コア24スレッド対応、定格3.7GHz ターボMAX4.8GHz、L2+L3キャッシュ70MB) CPUクーラー:空冷クーラー ●32GB DDR4-3200 (16GB x2) ●SSD :1TB (M.2 NVMe Gen4接続) ●サウンド:オンボードHDオーディオ ●PCケース:G-GEAR neo ミドルタワー (MCM-M500P-KN5N-SJP) 電源:定格 850W 80PLUS GOLD対応 ●キーボード・マウス・スピーカ、DVDドライブ:オプション選択 |
2022年5月5日作成
※注記1)3D mark 11対応ベンチマーク
・Quad - SLI 接続では、カード1枚の約 3.4倍の性能と言われるが、通常(パフォーマンス1280x1024)では、2倍超程度、Extreme(1920x1200)では、3.2倍程度としました。
・3Way - SLI接続では、カード1枚の約2.8倍の性能と言われるが、通常(パフォーマンス1280x1024)では、1.9倍程度、Extreme(1920x1200)では、2.45倍前後としました。
・SLI(CFX)接続で、カード1枚の約2倍の性能言われるが、通常(パフォーマンス1280x1024)では、1.5倍程度、Extreme(1920x1200)では、1.8倍前後としました。
※注記2)ランキング評価に当たり下記性能データを比較。
・3Dゲーム用グラフィック・チップ(GPU)性能比較・評価一覧表
・初心者にやさしいCPU選び−intel編による性能順
・メモリの知識と選び方による性能順位