動画編集(ビデオ編集)は、NVIDIA Studio PC の時代へ
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動画編集者に新しい仕事が生まれます
【動画教材エディターとは?】
これからのクリエイターの動画編集(ビデオ編集)は、『 NVIDIA Studio 推奨 PC 』という時代になるかも知れません。調査を進めているうちにそう感じて来ました。
【本ページと関係深いページ】 :
動画編集向け推奨スペックPC - Adobe Premiere, PowerDirector, After Effectsなど快適
Adobe Creative Cloud (CC) 推奨スペックPCモデル
3DCGアニメ制作推奨PC - 3ds Max, Maya, Cinema 4Dなど快適
NVIDIA Studio 推奨 PCは、プロのクリエイターはもちろん、YouTuberなどのアマチュアのクリエイター、同人映像作家のような個人活動クリエイターなどを対象とした新しいコンセプトのパソコンと言えるようです。
ADOBEなどの人気のクリエイター向けアプリ開発者は、NVIDIAと提携することで、NVIDIA GPUハードウェアを利用し、連動する仕組みを手に入れ最適化できると思われます。
また、一般のYouTuberなどアマチュアのクリエイターの人でも、NVIDIAのStudioドライバーや専用ソフトウェアをダウンロードし、これから、下に紹介のGPU搭載の動作環境のパソコン( NVIDIA Studio 推奨 PC )を入手することも出来ると思われます。
【NVIDIAのグラフィックGPUの基本】
まず、NVIDIAの「GeForce」シリーズGPUドライバーには、Game ReadyドライバーとStudioドライバーの2種類が用意されている。
もちろん、『Game Readyドライバー』はゲーマー向けで、ゲームを快適にプレイするためのチューニングが行なわれている。
もう1つの、『Studioドライバー』は、レタッチや動画編集、CGレンダリングといったクリエイティブ系アプリで、広範囲にわたってテストが実施されて、パフォーマンスと信頼性が高められている。
(動画エンコード処理などの基本技術については、「高速エンコーダの現状−インテルQSV機能と外付GPUカード」のページを参照下さい。)
■NVIDIA GPUアクセラレーション機能のメリット
CUDA(クーダ)テクノロジーと呼ぶ、このGPUの汎用並列コンピューティング技術は、
⇒・メインメモリからデータをGPU用メモリにコピー
⇒・CPUがGPUに対して処理を指示
⇒・GPUが必要なデータを取り込み各コアで並列実行処理する
⇒・結果をGPU用メモリからメインメモリにコピーと実行される。
(注記)CPUのコア数は数個から数十個程度だが、GPUのCUDAコア数は数千個もある。
このため、同時に大量のデータを処理する「並列処理」が可能。
【参考】:Adobe Premiere Elements の GPU アクセラレーション
GPU アクセラレーション機能により、エンコーディングパイプラインが高速化されるので、Adobe Premiere Elements での書き出し時間が短縮される具体例へ
【ノンリニア編集ソフトでのGPU アクセラレーション利用】
■ADOBE PREMIERE PRO
ADOBE PREMIERE PROで、このGPU アクセラレーション機能を利用し、NVIDIA RTX の専用のエンコーダーとデコーダーでビデオ作業を高速化、ビデオ編集時間が最大 2.1 倍高速化した例が、NVIDIA Studio サイトで報告されています。
■DAVINCI RESOLVE(Blackmagic Design開発)
同様に、このGPU アクセラレーション機能を利用し、NVIDIA RTX の専用のエンコーダーとデコーダーでビデオ作業を高速化、カラー グレーディングと編集時間を最大 50% 高速にした例も、NVIDIA Studio サイトで報告されています。
これ以外にも、このNVIDIA GPUアクセラレーション機能で高速化されるビデオ編集(動画編集)アプリケーションソフトの例が多数あります。
Adobe After Effects, Cyberlink Powerdirector, Filmora, JianYing, Notch, Redcine-x Pro, Topaz Labs Video Enhance AI, Vegas Pro, など
以上のアプリは、NVIDIA Studio サイトの「ビデオ編集とモーション グラフィックス」で紹介例です。
■高性能 GPUの製品ラインナップとして
NVIDIA GeForce RTX 30 シリーズ、Titan RTX 、または NVIDIA RTX A シリーズ以上を薦めています。
【入門者(Creative Dabbler)向けクラスとして】
GeForce RTX 3050〜、
GeForce RTX 4050〜、
Nvidia RTX A1000(6GB)〜、
Nvidia RTX 2000 Ada Laptop GPU〜
これ以上の性能のグラフィックスカードを薦めています。
【NVIDIA STUDIO 推奨PCとは 】
ここまでに書いて来たように、動画編集(ビデオ編集)が出来る人気ソフト(ADOBE PREMIERE PRO, DAVINCI RESOLVE, Adobe After Effects, Cyberlink Powerdirector(¥517/月), Filmora, JianYing, Notch, Redcine-x Pro, Topaz Labs Video Enhance AI, Vegas Pro,)などをすでに利用している方、これから始めたい方を対象とした新しいコンセプトのパソコンです。
NVIDIA Studio バッジは、認定製品に付与される
NVIDIA社は、NVIDIA GPUアクセラレーション利用で高速化する動画編集(ビデオ編集)ソフトに最適化したスペックのパソコンを、NVIDIA STUDIO 推奨PCとして、NVIDIA Studio バッジ(写真)を付与し認定するなどして薦めているようです。
現在、マウスコンピューターと日本HPなどから出ています。
【NVIDIA STUDIO 推奨PC 】:2023年9月1日調査中
店舗(メーカー) パソコン型番 |
グラフィックス 型番 |
CPU型式 | メモリー (種類) |
HDD (HDD,SSDの種類) |
価格 (標準仕様) 代表ソフト |
---|---|---|---|---|---|
マウスコンピューター
14型液晶(ノングレア) NVIDIA STUDIO 推奨PC DAIV Z4-I7G50SR-B |
GeForce RTX 3050 Laptop GPU (GDDR6 6GB) |
intel Core i7-13700H (14コア20スレッド /1.8GHz- TB最大5.0GHz, Smartcash 24MB) |
32GB (16GBx2, DDR5-4800) |
SSD(M.2) 500GB (NVMe Gen4×4) |
199,800円
16型液晶は DAIV Z6-I7G50SR-A 209,800円 3Dアニメ (Blender Cycles)、 ノンリニア編集 (Adobe Premiere Pro、DaVinci Resolve)、 Adobe CCなど |
GIGABYTE
14型QHD+有機ELパネル NVIDIA STUDIO対応ノートPC クリエイターノートPC AERO 14 OLED 9MF-E2JPBB4SP |
GeForce RTX 4050 Laptop GPU (GDDR6 6GB) |
intel Core i5-12500H (12コア16スレッド /1.7GHz- TB最大4.5GHz, Smartcash 18MB) |
16GB (8GBx2, DDR5-4800) |
SSD(M.2) 1TB (PCIe Gen4x4 NVMe M.2) |
215,800円 |
日本HP
NVIDIA StudioデスクトップPC パフォーマンスモデル HP ENVY Desktop TE02-0076jp |
GeForce RTX 3060 Ti (GDDR6 8GB) |
intel Core i7-12700K (12コア20スレッド /GHz- TB最大5.0GHz, Smartcash 25MB) |
32GB (16GBx2, DDR4-3200) |
1TB M.2 SSD (Gen4 PCIe NVMe) |
233,000円
3Dアニメ (Blender Cycles)、 ノンリニア編集 (Adobe Premiere Pro、DaVinci Resolve)、 Adobe CCなど |
日本HP
16型ワイド・WQXGA液晶(ノングレア) NVIDIA StudioノートPC パフォーマンスモデルG2ノート HP ENVY 16-h1000 |
GeForce RTX 4060 Laptop GPU (GDDR6 8GB) |
intel Core i7-13700H (14コア20スレッド /1.8GHz- TB最大5.0GHz, Smartcash 24MB) |
32GB (16GBx2, DDR5-5200) |
SSD(M.2) 2TB (PCIe Gen4x4 NVMe M.2) |
259,800円
3Dアニメ (Blender Cycles)、 ノンリニア編集 (Adobe Premiere Pro、DaVinci Resolve)、 Adobe CCなど |
2023年8月29日制作
【本ページと関係深いページ】 :
動画編集向け推奨スペックPC - Adobe Premiere, PowerDirector, After Effectsなど快適
3DCG制作入門向けパソコン -Blenderが快適
3DCGアニメ制作推奨PC - 3ds Max, Maya, Cinema 4Dなど快適
Adobe Creative Cloud (CC) 推奨スペックPCモデルへ
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