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「パソコンSHOPアーク」のBTOパソコンを徹底評価

 他の有名ショップにだいぶ遅れ・・その場所は、いわゆるパーツ激戦区外神田3丁目・・・はたして勝算はあったのだろうか・・・
(Update 2024.11.20)

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「パソコンSHOPアーク」のBTOパソコンを徹底評価

(本ページはプロモーションが含まれています)
  2023年10月23日調査

【本ページと関係深いページ】 :  
  「パソコンSHOPアーク」の評判を多面的に分析(by 有名口コミサイト投稿)
  フルカスタムに出来るBTOショップの一覧


【パソコンSHOPアーク・そのブランド力を評価】

 パソコンSHOPアークは、銀座線末広町駅の近くにある、秋葉原のBTOパソコンショップである。
 

 パソコンSHOPアークは、他の有名ショップにだいぶ遅れて、1999年6月、神奈川県川崎市の駅前本町に店舗オープンした。その3年後に秋葉原へ移転。さらに2006年5月 店舗を(現在の)外神田3丁目へ移転したようだ。
 その場所は、いわゆるパーツ激戦区と呼ばれる外神田3丁目エリアであった。はたして勝算はあったのだろうか。


 その当時のASKII.jp記事(2006年05月)によれば、

 ・・・・『 ドスパラ本店やクレバリー1・2号店と同インターネット館、T-ZONE.PC DIY SHOP、TWOTOP秋葉原本店などと同じ通りだ。あるショップの担当者は「アークさんは今勢いもあるし、うちとしては歓迎ですね」 』・・・・ と記載されていた。

 
 ←左の写真は、実店舗の3画面ゲーミングPCのデモ

 また、ASKII.jpのその直後の記事には、「秋葉原のPCパーツ/ゲームショップの専門店アーク」と紹介のように、

 ・・・・『 同店の特徴のひとつであるゲームフロアは、関連デバイスとともに奥の広いスペースにまとまって設置されている。

 最新ゲームのデモ機が大画面液晶で常時行われているなど、PCゲームユーザーにとってはさらに見逃せないショップとなった。』・・・・

 ・・・『 今やアークの代名詞ともいえるメモリ。お馴染みのSanMax製からその他バルク系、フラッシュ系と取り扱いは豊富。もちろん特価品も用意されている』 ・・・・

とあった。

 激戦区に移転前年の2005年3月に、PC用メモリやPCパーツを扱うサンマックステクノロジーズ(SanMax Technologies)製品正規販売代理店となっていたのも大きかったと思われる。

 このサンマックス(SanMax)製モジュールメモリーという、パソコンには欠かせない重要部品の販売権を手に入れて、BTO(カスタマイズ)パソコンの生産と販売が出来れば、強気になって「パーツ激戦区」に乗り出して来たのも理解できる。
サンマックス製メモリーモジュール


 現在、サンマックスの組込用途向け(OEM)製品は、高い信頼性、長期安定供給、コストパフォーマンスに優れており、パーソナル機器から社会インフラ機器まで幅広い分野に使われている。

 その後、2018年7月、パソコン工房、グッドウィル、TWOTOP、Faithなど運営の、ユニットコムの子会社(99.5%出資)となり、株式会社アークに社名を変更した。

 また、2020年11月に、BTO-PC新ブランドarkhive(アークハイブ)を発表した。

 現在は、その事業内容を「カスタムPCの生産と販売、パソコン、パソコンパーツ、ソフトウェア、パソコン周辺機器、家電、ゲーム、ホビー関連全般、輸入雑貨等の販売」に広げている。(フリー百科事典『Wikipedia』などによる


【パソコンSHOPアーク・価格ドットコムからの評価】

 価格ドットコムの評価によると、
 ◆またこのショップを利用したいですか?

  ●はい:90% (投稿数10件) 最近6ヶ月
  ●全期間では、はい:93% (投稿数1151件) と率が増えていた。

 ◆また、このショップを選んだ理由は?に対しては、

  ●BTOメーカーを探していたところ評価がよく、実店舗を知っておりセールスのタイミングが良かった
 

 ←左の写真は、実店舗のメモリーコーナー

  ●BTOパソコンがほしかった。
   選択できる部品の型番がすべてわかっていて安心感と、選ぶ楽しみがあった。選択肢が限られていて残念に思う点もあったが、逆にそのおかげで迷わずに済む点もあった。


  ●欲しいPCのスペックでさがしていた結果、こちらをBTOカスタムすることで、1番安く希望のPCになることから購入しました。

 後から調べて秋葉原で有名なあのアークさんであることに気づいたくらいです。

  ●BTOパソコンで各パーツのメーカー名や型番が明記されてるモデルが多い。いわゆる目隠し状態が少ないので、それぞれのパーツ性能や評判を事前に調べられる。
 容量や性能に不満があるパーツを交換するときのカスタマイズ費用が他社よりかなり安い。
 他社の同スペック・同価格帯のBTOパソコンと速さや容量の数字は同じでも、中身の安定感や将来の拡張性がだいぶ優れているものを選べる。
 (2023年度デスクトップパソコンのみで抜粋)

 などと、弊サイトと同じく、フルカスタムBTOパソコンショップとしての評価が高かった。

 
【使用パーツを徹底チェック・評価】


 例えば、あるゲーミングPCカテゴリーの最初に登場した、高めの(?)パソコン¥274,800円: arkhive Gaming Custom GC-I7G46M (AG-IR20B76MGL6-F7M)を例に挙げて、BTOカスタマイズ選択肢の中を見てみました。

 CPU

 CPUの標準スペックは、Intel Core i7 プロセッサー i7-14700KFですが、そのパーツ変更(カスタマイズ)ページを見ると、

 BTO選択肢として、Core i5-14600KF/14600K/Core i7 -14700KF/14700K の4種類が用意されていました。


 メモリー

 標準スペックでは、32GB (16GBx2) - Kingston FURY Beast DDR5 RGB DDR5-5600 (OCメモリー)とあるが、そのパーツ変更(カスタマイズ)ページを見ると、

 BTO選択肢に、Kingston以外のメーカー6社、Samsung純正、Micron純正、SK hynix純正、Crucial、SanMax、Corsair、そしてメモリー容量では、16GBから32GB、64GB、96GB、192GB まで、数え切れない程の選択肢がぞろぞろと出てくるのは、本当にオドロキのことであった。

 ストレージ(SSD , HDD)

 同様にストレージのBTO選択肢の中を見てみました。

 標準スペックでは、2TB - SK Hynix Platinum P41 SSD シリーズ (PCIEx Gen4 x4)とあるが、そのパーツ変更(カスタマイズ)ページを見ると、

 SK Hynix以外のメーカー11社、 SOLIDIGM、Kingston、Crucial、Samsung、 KIOXIA(日本)、Western Digital、Corsair、Seagate、CFD、intel (在庫切れ?)、そして容量では、1TBから、2TB、4TB、8TB 、NVMe・PCIe5.0、NVMe・PCIe4.0まで、数え切れない程のBTO選択肢がぞろぞろと出てくるのは、またまたオドロキであった。

 ←左の写真は、実店舗のパーツ販売コーナー

 マザーボード

 標準スペックでは、MSI PRO B760M-A WIFI Micro-ATXですが、そのパーツ変更(カスタマイズ)ページを見ると、

 BTO選択肢として、MSI、ASRock、ASUSと、3つのメーカー製だが、皆んなチップセットが「B760M」搭載の7種類の各種Micro-ATXマザーが用意されていた。

 グラフィックスカード
  グラフィックスカードでは、標準スペックでは、メーカー指定不可の、GeForce RTX 4060 - 8GB GDDR6 とあるが、そのパーツ変更(カスタマイズ)ページを見ると、

 BTO選択肢として、メーカーが6社の、ZOTAC、SAPPHIRE、ASUS、玄人志向、MSI 、PNY、そしてグラフィックス機種は、GeForce RTX 3060/3060Ti/3070/RTX 4060/4060Ti/4070/4070Ti/、そしてRadeon RX 7600 - 8GB GDDR6まで8機種、メーカーとの組み合わせとなれば実に24種類のカードが用意されていた。

 電源

 次に電源では、標準スペックでは、750W - 80PLUS GOLD - SilverStone DA750 Goldシリーズ ATX とあるが、そのパーツ変更(カスタマイズ)ページを見ると、

 BTO選択肢として、SilverStone以外のメーカー8社、MSI、 Antec、 NZXT、Thermaltake、Corsair、CoolerMaster、 Fractal Design、ASUS 、そして容量では、750W、850W、80PLUS GOLDや80PLUS PLATINUM、80PLUS BRONZE認証まで、実に18種類の電源が用意されていた。

 ケース

 標準スペックのケースは、Fractal Designの Define 7 Mini Black TG Light Tint とあるが、そのパーツ変更(カスタマイズ)ページを見ると、

 BTO選択肢として、ケースメーカーは、Fractal Designのみで、2種類のケースが用意されていた。

 このように、逆にカスタマイズ出来ないパーツを探すのは大変、というより無いくらいと言った方がいいパソコンだった。

 これ以外の機種をざっとみてみると、このようなフル・カスタマイズBTOパソコンがほとんどでした。

 どういうことかというと、検索ページに出るそのPCタイプ機種数と、その内のBTO仕様を示す数がほとんど同じなのだった。


【製造、組立てを徹底チェック・評価】

 BTOパソコンをアークで買う4つの理由というページを見ますと、次のようい書かれていました。

 理由1:構成パーツのメーカー&型番をしっかり表記 :

 アークでは標準構成からカスタマイズパーツまで可能な限り型番まで表記しています。安心してより的確に希望パーツへのカスタマイズが可能です。

 理由2:注文のオリジナルPCはすべて当店スタッフが組み立て

 常に最新パーツと向き合うPCパーツのスペシャリストが、注文のPCを丁寧に組み立てます。
 アークは組み立て作業を外注していません。全ての作業を100%当店スタッフが行っています。

(つまり、国内生産ということだ!)


 なんと、製造工場は、ビルの地下室であった。
←(出典:マイナビニュース)
  高品質で豊富なカスタマイズ性が魅力! 秋葉原の老舗PC専門店「パソコンSHOPアーク」のBTO製造現場へ潜入

 部屋に入ると、そこには天井まで届く巨大なラックがずらり! ラックの中にはメモリやGPUなどのPCパーツがぎっしりとつまっています。

 アークでは、BTOパソコンの組み込み自体も同じ現場で行っているとのこと。注文を受けるのも、組み上げるのも、出荷するのも、すべてがパソコンSHOPアーク内で完結する、いわば「メイドイン秋葉原」ともいえる体制が最大の特長です。
 また、パーツはメーカーや型番の指定が可能。店舗で販売しているものと同じものが選べるという点も、パソコンSHOPアークで購入するメリットといえます。
(以上の出典:+ Digital プラスデジタルの記事----マイナビニュース----
 メイドイン秋葉原! BTO製造現場で見たパソコンSHOPアークのこだわり!------から引用しました。)


 理由3:12項目にわたる徹底した出荷前の動作検証

 OS有無にかかわらず合計24時間以上の動作試験を実施。初期不良期間内(到着後14日以内)の不具合発生率は1%以下。

 理由4:BTOパソコン全てのモデルに高品質メモリを採用

 アークでは取り扱いメモリメーカーの中でも最も厳しい検査プロセスを行っているサンマックス製モジュールのみを採用。
 さらに当社独自の出荷前検査で不具合発生率を50%以上削減。


【BTOパソコンとしてのカスタム性を徹底チェック・評価】

 それでは、ark BTOパソコンの機種、ラインアップを見てみましょう。

 現在、ゲーミングパソコンが146機種、デスクトップパソコン44機種、ゲーム推奨パソコン10機種、ゲームノートPC65機種、ノートパソコン17機種、クリエイター・ワークステーション39機種、超コンパクトNUCシリーズ(ミニPC)9機種と、パソコンだけでもおびただしい数になる。疑りたくはないがダブって検索表示されるのではないかと思ってしまう。
(・・???評価・表現法わからず、中断・・・)

 この中で、パソコンSHOPアークの代表らしくない、というか平凡な機種からBTOパソコンのカスタマイズ性について(ちょっと意地悪く)見て行きたいと思います。

 デスクトップPC 10万円台(129,800円)から、
ARK (アーク) 第13世代インテル Core i5-13400FとGeForce RTX 4060 を搭載したミニタワーゲーミングパソコン
  arkhive Gaming Custom GC-I5G46M AG-IC10B66MGL6-TS1


 【BTOパソコンとしてのカスタマイズ性】

 パーツ名の下のカスタマイズボタンを押すとBTO選択できるパーツがズラーと、出てきます。

 1.CPU 標準のIntel Core i5-13400F プロセッサー
   CPUは、Core i7 -13700 までの上位5機種までから選べる。

 2.マザーボード ASUS PRIME B660M-A D4 Micro-ATX
   マザーは、標準のASUS製ブランドから、同じチップセットの、ASRock製の B660M Pro RS Micro-ATX に変更可能である。

 3.メモリー 標準16GB (8GBx2) - Crucial DDR4-3200 1.2Volt
   メモリーは、SanMax, Crucial製ブランドの、16GB〜128GBまでの、 10機種から選べる。

 4,グラフィックスカード 標準GeForce RTX 4060 8GB GDDR6(メーカー指定不可)
   グラフィックスカードは、別のメーカー :ZOTAC, 玄人志向, ASUS, MSI, GIGABYTE, の同機種(GeForce RTX 4060)から、7機種から選べる。

 ←左の写真は、実店舗販売のケース用ファンクーラー


 5.システムストレージ (M.2) 標準【NVMe・PCIe4.0】1TB - Kingston NV2シリーズ SSD M.2 (PCIEx Gen4 x4)

 ストレージは、Kingston以外の, Crucial, Samsung, WesternDigital, Seagate, KIOXIA, SK Hynix, CFD, SanDisk, SOLIDIGM, 10ブランドの50機種以上から選べる。

 6.ケース 標準 Thermaltake S100 Tempered Glass Micro-ATX

  ミニタワー型PCケースは、同ブランドだが、Thermaltake S100 Tempered Glass Snow Edition Micro-ATXから、選択可能だ。

 7.電源 標準 550W - 80PLUS BRONZE認証 - Antec CSK550 ATX

  電源は、SilverStone, MSI , Antec, NZXT, CoolerMaster, Fractal Design, など、6メーカーブランドからの、550Wから650W, 750W, 760W, かつ、80PLUS PLATINUMまでの11機種以上から選べる。

(・・表現法わからず、中断・・・)


 以上のように、今やパソコンSHOPアークは、フルカスタムBTOショップとして、上位を突っ走るTOPランナーの1人となったようである。

 最後に、インターネットショップのトップページは、パソコンSHOPアーク

 BTOパソコンのトップページは、 arkトップ > ark BTOパソコン


アキバ発、究極のカスタムBTOゲーミングPC「arkhive」】


【本ページと関係深いページ】 :  
  「パソコンSHOPアーク」の評判を多面的に分析(by 有名口コミサイト投稿)
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2023年10月23日制作

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